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2009年7月の14件の記事

2009年7月30日 (木)

竹で流しそうめん

暑い日が続いています。東京は半月ほど前に梅雨明けしたということですが、その後も天気はグズグズとして、まだ梅雨明けしてないんじゃないか、と思ってしまうほどです。実際、九州から東海地方は梅雨明けてませんからね・・・。

さて、この季節になると、流しそうめんが人気です(西日本ではそうめん流しと呼ぶことが多いようです)。特に子供たちは夏休み。子ども会や地域のお祭りなどでイベントが開催されることも多いんじゃないでしょうか。色々な人の話を聞くと、そうめん流しになるとそうめんの減りが早いそうです(笑)。取ることに白熱して、食欲も刺激されるのでしょうか。僕も昔むかしにやった記憶がありますが、あれは実際の竹だったか・・・。そういえば一人暮らしをするようになってから素麺なんてめったに食べないなぁ。

「流しそうめん機」なんていう風情のかけらもない(失礼)道具とか、「ホームセンターなどで売っている雨どいで代用できる」なんていう意見(さらに雰囲気ない)もあるようですが、やはり竹に流せるものがいいと思いますよね。インターネットでも販売されています。何度かお付き合いのあるバンブージャパンさんも青竹を提供されています。ぜひお問い合わせいただければ、価格・本数・地域などを含めてご連絡いただけると思います。

たけ タケ タケ バンブー  - 流しそうめん用の青竹を販売中。 


以前、伐ってきた竹の節を取ったことがありますが、これは本当に難儀でした。本当に固いんですよ。薄い節とはいえ。あらかた節を抜くのは簡単ですが、流しそうめん用にきれいに節を取るのは大変なんです。
ぜひ子供たちと一緒に、また、いい大人も童心に返ってワイワイやってみてはいかがでしょうか。

食べるそうめんはやっぱり『揖保の糸』?

揖保の糸が兵庫県たつの市の名産ですが、実家が隣の岡山県だったからか、テレビCMで「そうめんはやっぱり 揖保の糸」というフレーズが頭に焼き付いています。

 
 
 
 
 
 

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2009年7月24日 (金)

竹のウラ止め

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↑庭の植竹。先端を短く切っている

裏止め(うらどめ)は、長くなる竹を人為的に低く切る手法のことです。竹の「ウラ」とは、先端のこと。逆に根元を「オモテ」といいます。

この手法を用いられるのは、主にタケノコ栽培などの竹林経営においてのことです。いくつか理由があるようです。

■葉を減らすことにより太陽の光を入れる
高く伸びた枝の先端には葉がたくさんついています。この葉を減らし、稈を減らし、日光をたくさん入れることでタケノコが通常より早く発芽することもあるようです。また、良いタケノコが出るという意見もあるようです。

■風雪害を防ぐ
しなるイメージが強い竹ですが、台風など強い風には竹も折れてしまうことがあります。折れた竹が林内に散乱するととても危険なこともあり、早期に処置をしておくという意味からです。

■伐採時の作業負担軽減
長い竹では伐採時にとても手間がかかります。特に先端は細かい枝・葉がついているため、あちこちに引っ掛かります。この作業の負担をやわらげようというねらいもあるようです。

とはいえ、この福岡県での研究資料(PDF)によりますと、全てのケースでウラ止めの効果を感じられたわけではないようで、タケノコが出る量などでは明らかな違いはなかったようです。


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こちらも庭木ですが、切ったところから葉がわさわさと生えています。成長途中で切ったため、栄養の行き場所がなくなり、新しい枝葉を茂らせたものだと思われます。タケノコが伸びて成長途中の段階で手で揺すり先をポキっと折るということが多いようですが、園芸用や鉢植え用でも同じように先端を切っているケースはよく見かけます。

 
 
 
  
 
 

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2009年7月20日 (月)

竹林公園 at 東京都東久留米市

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先日、武蔵村山に伐採に伺った帰りに、東久留米市にある竹林公園に寄って帰りました。 どんな所なのかと思いながら地図で近づいていきますが、思っていたより街中にありました。↑の写真で言えば、右側の色が白く飛んでいる側から奥は住宅街です。

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よくある、子供たちが遊ぶ公園の竹林バージョンといった感じ。広さも想像していたより小ぢんまりした公園でした。 園内は階段など上り下りしながらぐるり一周できるようになっており、小さい川も流れていました。広場にはベンチとテーブルがあり、避暑には最適…と言いたいところなのですが、ちょっと薄暗すぎた気もします(笑)。加えてやはり季節柄、蚊も多く飛んでおり「ゆっくり落ち着いてすごす」というスペースじゃあないか~。

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水辺にあるだけにやぶ蚊は防ぎようがないと思うので、子どもたちが竹に接してくれたらと。あと散歩コースにはいいかも。まぁ蚊が居なくなってからかな~(←どんだけ蚊が嫌いなのか)

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より大きな地図で 全国竹どころ を表示

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2009年7月16日 (木)

森林分野における国際情勢説明会 へ行ってきました

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(↑三田共用会議所前にて)

「森林吸収源」というキーワードは以前記事にも書きました。そもそも日本だけでなく国際的な取り決めであり、世界との関連はどうなっているんだろうという疑問はありました。そこで林野庁のサイトを見ていたらタイトルのような機会があり、ちょうど休日と重なっていたので行ってきました。いったいどういう人が集まるのか、何が話されるのかサッパリでしたが、ネタも無いしヒマでしたもんで。

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(↑今日の催し一覧)               (↑中は絨毯の床でホテルのよう)

まずこの三田共用会議所というところですが、省庁が使う会議所のようです。説明会の中でも、つい最近国際的な会議がここで行われた旨がありました。今日は他にも、観光庁の会議や、日米韓防衛実務者会議というものがあったようです。

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さて実際の内容ですが、お察しのとおりあまり理解できていません(笑)。ちょこっと予習はしていったつもりだったのですが、そもそも林野庁の人って何をしてるのかも知りませんでした。今回の話を聞いて、「世界で会議をしまくってるんだなぁ」ということがよく分かりました。

とは言えせっかく行って冊子ももらったので、それを元に説明のあった項目と、個人的に新発見な点をまとめてみます。

(1)G8ラクイラ・サミットの結果概要

先日イタリアのラクイラで行われたG8。その中でも、森林や気候変動等の関連分野についての報告でした。ニュースでは温室効果ガスの目標が新興国との対立で合意に至らなかったという報道がありました(僕はそんなの当たり前やんと思っているクチですが)。首脳宣言や主要経済国フォーラム(MEF)での宣言での文章をざっと抜き出して一覧で報告してもらいました。森林減少という言葉が出てきましたが、その森林減少が年間二酸化炭素排出量の約20%を占めるとされているという点は驚きでした。加えて、生物多様性もどんどん失われてますよ、という話でした。

(2)違法伐採対策を取り巻く最近の国際情勢

「違法伐採」ということば自体ピンときてなかったのですが、世界的にもピンときてないようです(笑)。というのは、「違法伐採」というのは国の法律に反した伐採ということなのですが、当然各国でその定義が違うわけで、世界的に足並みを揃えるのは難しい、ということです。たとえば、

 ロシアで違法伐採した木材を
     ↓
 中国が輸入・加工
     ↓
 日本が輸入

となった場合、中国の言い分としては「伐採したロシアが悪い、中国は悪くない」となるわけです。その点日本は悪くないのか、さらに木材が複合的に使われる家具などで、一部違法伐採木材が使われた場合は、どうなるのか?など。そういう点でまだまだ取り組みの整備が必要という話でした。日本が実行しているのは、インドネシアとの協力で木材に2次元バーコードを貼って追跡できるようにするシステムを実証実験中ということでした。

ちなみに2008年の木材の輸入量は、
1位:中国(14%)
2位:マレーシア(13%)
3位:カナダ(11%)
4位:オーストラリア(11%)
5位:アメリカ(8%)
6位:インドネシア(7%)

となっています。カナダがダントツで多いイメージでしたが、中国が最大輸入国だったんですね。話の中でも、中国への働きかけが不可欠という話でした。

(3)第8回国連森林フォーラム(UNFF8)の概要

17年前から国連では森林減少に対応しようといろいろ検討しているそうです。しかし、遅々として法的拘束力のある「条約」として決まらないそうです。2007年にやっと採択されたのは、法的拘束力を伴わない(なんじゃそりゃ)文書であるNLBIというもの。今年の国連の会合では、持続的に森林経営すること(SFM)に必要な資金不足を何とかしないと、という話だったのに朝4時まで会議したが決裂した、とおっしゃっていました。また2011年→2013年→2015年にやっと条約としての議論がまた再開するということです。やっぱり法的に決まらないとみんな守らないよなぁ~。

(4)モントリオール・プロセス第20回総会の概要

モントリオール・プロセスとは、森林フォーラムと同じでざっくり言うと「もっと地球上でちゃんと森林を管理しよう!運動」です。その「ちゃんと管理してる度」の指標や、そもそも「森林劣化」の定義が決まってないので、それを決めてる最中です、というお話でした。なかなか世界規模だと話が進まないんですねぇ・・・。

(5)森林吸収源の取り扱いに関する議論の動向

先日、森林吸収源についての記事を書きました。日本の目標値は前回記事のとおり。新しく知ったのですが、第一約束期間(今)では、伐採した木材全ての炭素が排出されたとみなされていたのですが、第二約束期間(2013年~)では、利用する木材は炭素定着するとする(CO2削減に算入できる)方向で進んでいるそうです。

(6)気候変動枠組条約関連会合におけるREDDの議論について

REDDという言葉は初めて聞きました。REDDとは、簡単に言うと「このまま行くと森林減少するが、それを食いとどめるとその分CO2を排出削減できたことにする」というものです。京都議定書でも排出削減に算入されますが、それは見切り発車的に排出枠を当てはめただけだということです。第二約束期間では、伐採方法についてや計算方法など、もっと詳しく適切に算出しようという話。
・・・ってなんだかもうバーチャルに拍車がかかってきているのは気のせいでしょうか。まぁ、条件として「人為的に減少している」森林にかかるものだそうで、一応エコの本質である「我慢しよう」という点では同じです。しかしこのREDD、その計算方法だとかが全然決まらないようで、一応区切りのはずのCOP15の後もずっと検討しなければならないようです。

(7)アジア森林パートナーシップについて

AFPと呼ばれているものだそうです。なんだかあまり中身はありませんでした。こういう国の政府だとか国際機関だとかが、「パートナー」としてアジア・太平洋地域の持続可能な森林経営を目指そう、という動きのようです。ひとつ竹マニアとしては、「太平洋竹資源グループ」という研究者のネットワークもそこに加入しているということぐらいでしょうか。(おそらくこのサイト

最後に質疑応答の時間があったのですが、みんな何をやってる人なのか、所属を言うときにみんな早口でなんて言ってるのかわからなかったんですよ(笑)。質問の内容もマニアックでよく分かりませんでしたし。もし自分が質問するときに、自分の所属をなんて言ったらいいのかなぁなんて考えてたら、時間が過ぎました(笑)。

そういうときは、「フリーのライターの○○です」でいいんですね。(そう言っている方がいました)。

↓普段見ない東京タワーを帰りに撮影。
いつもこれを見ると、「そういえば東京に住んでるんだった」と実感します。

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2009年7月15日 (水)

やぶ蚊の棲み家 切り株

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前回の竹林作業での記事にも書きましたが、竹林には蚊が多く生息しています。そもそも、蚊は主に水辺に卵を産み付けます。その後ボウフラとなり、成長してぷ~んぷ~んと飛び回るわけです。

なぜ、竹やぶには蚊が多いの蚊!?

それは、写真のような切り株に雨水がたまり、そこに卵を産み付けるからです。これがまさにボウフラの棲み家なわけです。蚊はふだんは果物の汁や、樹液などが食物ですが、メスは卵を産むために地を吸うのだそうです。母は血を卵巣の素にして、300粒ほどの卵を産み落とします。そこで今血を吸われたあなた!その血は新しい蚊になる素なのですよ。

ともかく、上の写真のような切り株では蚊の発生源となりやすいので、できるかぎり水が溜まらないように切ってやるほうがよいです。

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この写真は、以前横浜の北八朔公園にて竹伐採のボランティアをしたときに切った切り株です。あとで竹林内を動く時のことも考え、できるだけ低い位置で、かつ節のすぐ上で切るとよいと教わりました。なかなか大変なのですが・・・。

あと、節に水が溜まらないようにするのなら、切れ目を入れるのもアリかなと思いました。
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しかし、蚊はどんな少しの水でも卵を産み付けるそうなので、なかなか対応しきれないと思います。まぁ、作業に没頭してれば蚊も友達のような気がしてくるんですけどね。宇宙船地球号の仲間ですか。


ちなみに、蚊に全然食われない人がいます。僕はめちゃくちゃ食われます。色々言われているようですが、体温の高い人(新陳代謝の高い人)や、その他皮膚表面に分泌される物質等によって刺されやすいかどうかが分かれるようです。詳しい情報は下記のページへ。


蚊の生態 - 蚊についてのページ。

Y150 - 横浜港開港150周年記念イベント。
 

 
 
 
 
 
 

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2009年7月14日 (火)

危険な斜面作業【動画】

命がけのリポート!(?)

なーにやってんだか知りませんが、とにかく下手すりゃ大怪我なんですわ。

こんなコンバースのスニーカーじゃなく、地下足袋を履きましょう。
読者の賢さんおすすめ、スパイクつきの地下足袋などもあります。


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2009年7月12日 (日)

[ニュース] 竹垣から新芽がにょっきり

驚くべきニュース。切った竹から枝が生えてきたというニュースです。

竹垣から新芽がにょっきり - 中国新聞


以下引用。

 花壇の土に挿した長さ約110センチのマダケの棒3本のうち、1本から二つの芽が出た。それぞれ約22センチと約17センチまで伸びている。利用者が3月上旬、安佐北区の竹やぶから切り出して、竹垣に使った。芽は5月下旬に利用者が見つけた。  京都大フィールド科学教育研究センター(京都市)の柴田昌三教授(竹生態学)は「乾燥前に土に挿され、幹の中に十分な養分があったので成長できたのではないか。国内に自生する竹では初めて聞いた」と驚く。

柴田昌三さんの名前は竹研究の専門家としてよく耳にしますが、この方でも初めて聞いたということで、かなり珍しい現象だといえるでしょう。切った竹ということは根が無い状態だと思われます。稈が地中の養分を吸ったということは考えにくいので、柴田さんがおっしゃるように稈に貯まっていた養分が送られたということになるんでしょうか…。

しかし、切ったのが3月上旬。今も伸びているということであれば、4ヶ月間伸び続けているということですよ!?4ヶ月の間、養分を小出しにして枝を伸ばしたということでしょうか。枝の長さは合計約40cm。110cmの切った稈にこれだけの養分があるとすれば、本当に驚きです。

僕個人的には、竹が酔って勘違いして伸ばしてしまったと思うしかないような・・・。
 
 
 
 
 
 
 

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2009年7月 9日 (木)

竹を処理施設に持って行きました

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今日は、以前からお世話になっていた武蔵村山のお宅から、竹と枝を運び出しました。量としてはほんの少しなのですが、枝がかさばって大変でした。これを処分しようとなると大変だということを身を持って体感しました。現実的には、燃やして薪代わりにしたり、後は放置して腐るのを待つしかない、というところでしょうか。処分場では35円/kgで焼却処分。これで、何かよい利用法を探るさらなるきっかけになった気がします。

また、以前の記事でも書いたことですが、初心者ながら感じたことを書いてみます。

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斜面での作業は危険
落ちた竹の葉が積もってとても滑りやすくなっており、勾配も急な場所で足場や手のつかみ場所を見つけられない場合、作業は困難。

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枝の処分が大変
持ち主の方もおっしゃっていたが、竹の稈(かん・木で言う幹の部分)よりも、枝のほうが処分が大変。稈を切るのは10秒もあれば切れるが、玉切りも含め、枝を落とすほうが数倍時間がかかる。また、枝がかさばる。体感として、1本の竹から出る容積は稈を1だとすると枝は10ぐらいに感じる。以前教わった枝の向きを揃える方法を採用してもかなり嵩張る。

・ヤブ蚊が多い
最初は気になりましたが、作業に熱中すると段々気にならなくなった。長袖長ズボンは必須。僕はおいしそうな汗のにおいがするようです(笑)。ただ、まさにスズメの大きさほどのスズメバチを見かけたときには困った。

・作業中は野人と化す
不思議な感覚だが、やってるときは五感が鋭くなる気がした。いや、逆に鈍感になったようにも。とにかく、作業の最中は出っ張っている木の枝を気にせずずんずん進んでいったり、斜面で滑りそうになっても反応良く切り株をつかむ能力が高まった気がした。やはり自然と一体となって暮らしていたときのDNAが何か言っているのか・・・。黙々と作業を進めた。

大変なことも多かったですが、それなりに実りのある実習でした。現地の竹に関してはほとんど切れなかったので、「いただきたい」という希望者がいらっしゃいましたら、僕のほうまで連絡ください。
kfwew550※gmail.com(※→@へ)

竹林所有者の方にはお世話になりました、ありがとうございました。

 

 

 

 

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2009年7月 8日 (水)

ああぁやってもうた!

竹のキーワードをニュースに登録していたら、こんなニュースがありました。

二条城の重文・障壁画が破損…修復中に誤って踏む - asahi.com

 京都市は7日、国指定重要文化財である二条城の障壁画「紙本金地著色竹林群虎図(しほんきんじちゃくしょくちくりんぐんこず)」46面のうちの1面(縦約1.6メートル、横2.1メートル)を作業員(25)が過って踏み破り、金箔(きんぱく)部分に二つの穴(縦18センチ、横17センチと縦29センチ、横25.5センチ)が開いたと発表した。市によると、15万円ほどかければ修復可能だという。

「やってもうた」じゃすまんのでしょうね・・・。写真付きで大々的にニュースになるとは、同い年の作業員の方に同情してしまいました(笑)。重要文化財を運んだことはありませんが、引越しのアルバイトをしたときに家具を運び、「傷つけたら終わり」という緊張感でなおかつ重いものを持つというプレッシャーは何物にも変えがたい、辛いものがありました。

ニュースを詳しく見てみますと、

雨が降ってきたため、搬出口を雨よけのシートで覆う間、一之間の出口付近の床に置いていたところ、作業員が過って障壁画の上の方の部分を踏んだという。

これはですね、踏んだ人も悪いですが、置いた人もかなり責任を問われているはずです。状況がよくわからないのでなんとも言えませんが、薄くて大きいものを床に置くのは禁じ手だと思います(しかも重文)。立てかけないと。

でもまぁ、15万円で修復可能ということで、踏んだという作業員の方には今後も気にせずやってもらいたいです。

完全な「よもやま話」でした。
 
 

 
 
 

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2009年7月 7日 (火)

七夕 

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↑近所の花屋さんで。横にはクロチク。


今年も七夕がやってきました。ビジネス的に考えると、この時期というのは年末年始に次ぐ、竹の需要が増える数少ない時期でしょう。街中でも(むしろ街中のほうが?)七夕飾りを多く見かけます。小さい笹竹が主流ですが、大きい施設などでは大きい竹を飾っているところもあるようです。

七夕は、織姫と彦星が一年に一度だけ出会えるという日。短冊に願い事を書いて吊るすようになったのはいつから江戸時代からだそうです(Wikipediaより)。天の川を肉眼で見ようと思うと、ちょっと東京では無理でしょう・・・。地元の岡山で小さいころ、天体好きの父親と見たような気もしますが、川のように見えた記憶はありませんねぇ。それにちょうど梅雨時。旧暦の七夕(8月7日)のほうがよく見えるそうです。

短冊には何を書きましょうか。子供の書いたものを見ると、「サッカー選手になりたい」「すてきなお嫁さんになれますように」などなど。「○○になりたい、したい」という「欲」は、人が生きる上で一番大事なことだと思います。全ての行動の源泉。
 


素敵な人に出逢えますように・・・
 
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2009年7月 5日 (日)

竹の地下茎

↓地中から飛び出した地下茎
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一本一本の稈は、全て、地下でひとつながりになっている地下茎から出た芽が大きくなったものです。新しく生まれた芽は親竹のクローンということになります。
 竹は地下茎により移動進出します。一般的に地中約50cm~1mの深さを単軸分岐しながら縦横に地中を這っていき、節部に交互にある芽子が発芽した際は地上茎、すなわち筍となり地上に出てきます。

※追記:竹は無性生殖と書いていましたが、読者の方から有性生殖であるとの指摘を受けました。竹は花を咲かせ、受粉もすることからその通りだと思われます。無性生殖というより、茎が伸び、新しい芽が出しているということですね。お詫びして訂正いたします。)

↓枯れた地下茎
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地下茎は網目状に張り巡らされており土を締め付け、昔から「地震が来たら竹やぶへ逃げろ」というほど、どっしりとした地面になるといわれています。しかし逆に、竹は樹木と比較して地上浅いところに根を張るので、山などの急な斜面では地すべりがおきやすく、荒れた竹林では危険が伴います。地下茎は年間数m伸びその生息地域を確実に広げていきます。

↓根の部分だけが残り、地くずれが起こっている
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↓アスファルトの下を伸びる地下茎
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2009年7月 4日 (土)

【ニュース】竹林分布、正確に把握 石川県

竹林分布、正確に把握 全国初、県などが手法開発 航空機観測を利用 -富山新聞

概要を抜粋。

石川県と金沢市、国連大学高等研究所いしかわ・かなざわオペレーティング・ユニット などは2日までに、最先端の航空機観測技術を利用して竹林の分布状況を正確に把握する 全国初の手法を開発した。同手法により、金大角間キャンパス周辺では最大で年間2・7 4メートルの速度で竹林が広がっている実態も判明。従来の人工衛星による観測に比べ、 高精度で効率的に竹林を抽出して図示でき、今後の竹害対策に活用する。

日本全国で問題になっている放置竹林ですが、実際にどれだけ拡がっているかが分かっていないのが現状。
林野庁の出している森林資源現況総括表によると全国の竹林は約160,000ha(→PDFファイルが開きます)ですが、この数値には疑問があります。以前、竹林面積が32年で倍になったという富山県のニュースを紹介しましたが、先の林野庁データでは535ha、対して富山県が調べると1124ha。差がありすぎるのがおかしい、とブログに書きました。

この当時のニュースは、衛星写真を使って計測するというものでした。今回石川県と金沢市、国連大学高等研究所いしかわ・かなざわオペレーティング・ユニットなどが共同で開発したのは、軽飛行機で竹林固有の波長を読み取る装置と、樹木の高さを読み取るレーザー装置を併用するもの。これにより、より高精度で効率的に面積を把握できるということです。

記事にもある、スギ林に竹が侵入しているケースは非常に多いと思われます。僕がこれまでに伺った林も、そういうケースがありました。

↓東京・奥多摩の民家裏山  竹伐採 - 竹マニアブログ2007年7月3日記事
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↓東京・日の出町の民家裏山  竹伐り 今年1回目 -竹マニアブログ2008年1月20日記事
Pap_0009


そういった土地に侵入した竹は、放置しておけば今後も拡がっていくことは間違いありません。元々あったスギの木も成長は止まり、やせ細った林になります。

今回の手法が全国的に用いられれば、より正確な(悲惨な)放置竹林の現状が判明するかも知れません。今後の情報も注目していきたいところ。
 
 
 
 
 
 
 

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2009年7月 3日 (金)

尺八「悠」買ってしまいました

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今日は、仕事帰りに先日尺八の体験レッスンに行ったヤマハ渋谷店で、買おうと思っていた練習用尺八「悠」をゲットしてきました。日本コンダクター販売という会社の製品です。プラスチック製です。でも一見そうは見えないでしょ?竹マニアとしては竹製が欲しいのはやまやまなのですが、何せ高価なもので。ただ体験レッスンでも使わせてもらったので納得済み。先生も薦めていたので、とりあえず吹きたくなりました。

家はアパートでかつ住宅密集地なのでちょっと吹ける環境ではありませんが、近くに公園もスタジオもあるので暇を見つけて練習しようと思います。とりあえずちょっと吹いてみて、レッスンはその後にでも・・・。先生見てたらスンマセン(汗)
 
 
 
 
 
 

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2009年7月 2日 (木)

森林吸収源 温室効果ガスをどれだけ吸収できるか

以前、国内の温室効果ガスが増加中で、削減目標は6%どころじゃない「チームマイナス13.8%」だという記事を書きました。京都議定書において、日本は1990年比の6%のうち3.9%森林吸収源による削減が認められています。ちょっと自分の勉強も兼ねてまとめてみようと思います。

■森林吸収源とは何か?

植物はご存知の通り光合成呼吸をしています。
光合成は酸素を吐き、CO2(二酸化炭素)を吸います。
呼吸はCO2を吐き、酸素を吸います。
京都議定書では
「ちゃんと管理されている森林は光合成のほうが盛んになり、差し引きするとCO2を吸う量が多くなる。森林の多い国のために、その分も削減分に算入してよいことにしよう」
とされています。


■ちゃんと管理されている とは?

大きく分けると3つ。

1.新規植林(森林でなかったところに木を植える)
2.再植林(例えば、昔:森林→現在:住宅地→これから:もう一度森林に戻す)
3.森林経営(間伐などを行い、生長を促してCO2を吸収)

日本の森林で当てはまるのは、ほぼ100%が3.森林経営であると言えます。何せ国土の3分の2が山ですからね。1や2は森でもなんでもなかったところに新規に(2の場合は再度)植えるというもので、日本ではほとんど望まれないケースと言われています。もうひとつ重要なのは、森林経営で出た間伐材は、利用しなければならないということ。切るだけ切って放置して腐らせたり、焼却処分などしては結局CO2が大気に放出されることになりますから、炭素をその樹木に定着させるというのが大前提です。

■どうやってカウントするのか?

①樹木自体の吸収量のカウント方法は?
林野庁のサイトに計算方法がありました。
スギ、ヒノキ・・・など、樹木の種別ごとに体積がわかる「収穫表」というものがあるようです。
Q2 森林吸収量はどのように算定するのですか - 林野庁
僕が個人的に注目したのは「炭素含有率」というもので、全重量のうちの炭素の割合。これが全ての樹木で0.5%と統一されています。おそらくですが日本独自に決めたものでしょう。
そしてさらに肝心なこと。この中に「タケ」という項目はありません…。「その他針葉樹」「その他広葉樹」という種目はありますが、竹はどちらの樹木でもありません。タケと言っても種類はたくさんありますし。これを各樹木の面積に掛けます。注釈に

注1:全国のすべての森林は、樹木の種類、林齢、面積などの基礎情報がデータベース化されています。
とあります。この基礎情報というのは、面積だけ見れば森林資源現況総括表によるのでしょう。この中には「竹」はあるんですがね・・・。このデータ上では全国で竹林の面積は159,202haあるとされています

②京都議定書に持っていくデータのカウント方法は?
Q9 京都議定書に基づく森林吸収量はどのように算定するのですか - 林野庁
簡単に言えば、

1.「森林経営」をちゃんとやってる森林の全データを取るのはムリ

2.無作為に全国の森林をピックアップして、そのうちの「森林経営」をしている森林の割合を出す。

3.その割合を全森林の吸収量(データ上)へ掛けて計算する。
これで森林経営をしている全ての森で吸収できる温室効果ガスが分かる ということだそうです。

(※ちなみに、すべての森林をもれなく調べる方法を悉皆(しっかい)調査、いくつかの森林を無作為に選んで調べる方法を標本調査というそうです)

■結論

・例えば今あるスギ林に竹が侵入している場合、その竹を間伐・手入れすればスギ林は森林吸収源として認められる。
・現在繁茂している広大な竹林を整理間伐しても、おそらく森林吸収源にはカウントされない

「結論」に「おそらく」が付いてしまって申し訳ありませんが、怪しいデータはまた詳細が判明次第書きたいと思います。

ちなみに、2005年時点で最初に書いた3.9%(1300万トン)のうち2.8%(970万トン)は手入れされて達成されているそうです。(参考:環境省中央環境審議会地球環境部会第5回懇談会資料「森林吸収源対策について)間伐などは1回作業すれば10年ほどは何もしなくてもOKな状態になるということで、手早く削減量を稼げるということです。産業界といざこざやって工場の排出を抑えろだとか言うよりよっぽど簡単です。

タイトルに「どれだけ吸収できるか」と書きましたが、違和感があります。やはり吸収してくれるのは森であり地球なわけで、僕ら人間は排出するしか能が無い種族です。その辺をわきまえきれないのが悲しい性です。


 
 
 
 
 

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