カテゴリー「竹の生態」の12件の記事

2009.07.12

[ニュース] 竹垣から新芽がにょっきり

驚くべきニュース。切った竹から枝が生えてきたというニュースです。

竹垣から新芽がにょっきり - 中国新聞


以下引用。

 花壇の土に挿した長さ約110センチのマダケの棒3本のうち、1本から二つの芽が出た。それぞれ約22センチと約17センチまで伸びている。利用者が3月上旬、安佐北区の竹やぶから切り出して、竹垣に使った。芽は5月下旬に利用者が見つけた。  京都大フィールド科学教育研究センター(京都市)の柴田昌三教授(竹生態学)は「乾燥前に土に挿され、幹の中に十分な養分があったので成長できたのではないか。国内に自生する竹では初めて聞いた」と驚く。

柴田昌三さんの名前は竹研究の専門家としてよく耳にしますが、この方でも初めて聞いたということで、かなり珍しい現象だといえるでしょう。切った竹ということは根が無い状態だと思われます。稈が地中の養分を吸ったということは考えにくいので、柴田さんがおっしゃるように稈に貯まっていた養分が送られたということになるんでしょうか…。

しかし、切ったのが3月上旬。今も伸びているということであれば、4ヶ月間伸び続けているということですよ!?4ヶ月の間、養分を小出しにして枝を伸ばしたということでしょうか。枝の長さは合計約40cm。110cmの切った稈にこれだけの養分があるとすれば、本当に驚きです。

僕個人的には、竹が酔って勘違いして伸ばしてしまったと思うしかないような・・・。
 
 
 
 
 
 
 

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2009.07.05

竹の地下茎

↓地中から飛び出した地下茎
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一本一本の稈は、全て、地下でひとつながりになっている地下茎から出た芽が大きくなったものです。新しく生まれた芽は親竹のクローンということになります。
 竹は地下茎により移動進出します。一般的に地中約50cm~1mの深さを単軸分岐しながら縦横に地中を這っていき、節部に交互にある芽子が発芽した際は地上茎、すなわち筍となり地上に出てきます。

※追記:竹は無性生殖と書いていましたが、読者の方から有性生殖であるとの指摘を受けました。竹は花を咲かせ、受粉もすることからその通りだと思われます。無性生殖というより、茎が伸び、新しい芽が出しているということですね。お詫びして訂正いたします。)

↓枯れた地下茎
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地下茎は網目状に張り巡らされており土を締め付け、昔から「地震が来たら竹やぶへ逃げろ」というほど、どっしりとした地面になるといわれています。しかし逆に、竹は樹木と比較して地上浅いところに根を張るので、山などの急な斜面では地すべりがおきやすく、荒れた竹林では危険が伴います。地下茎は年間数m伸びその生息地域を確実に広げていきます。

↓根の部分だけが残り、地くずれが起こっている
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↓アスファルトの下を伸びる地下茎
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2008.11.11

竹の花

Photo
Photo by (c)Tomo.Yun

竹の花。竹について惹かれる人の多くは、この現象に不思議さ、神秘的なものを感じます。なぜなら、多くの植物のように毎年周期的に春に花を咲かせ、実をならせ、秋に葉を落とし、冬は待つ、というサイクルではなく、不定期に起こるのが竹の開花現象だからです。そんな私も竹の花は見たことがありません。そもそも、竹に花が咲くなんて知りませんでした。そもそも竹ってどんな植物?そんなことから竹マニアへの道を歩みはじめてしまいました…。

花と言っても、色鮮やかな花を咲かせるわけではありません。上の写真のように一瞬なんだかわからないのが竹の花です。イネ科の植物だけに、穂をつけたイネのようにも見えます。これまでに「タケ」としての開花の記録はいくつかありますが、謎となっている、

いつ竹の花は咲くのか?

これについて、結論から言うと

「はっきりとは解明できてません」。

ただ、これまでの記録から見ると大いに参考にできることもあります。主に日本で多く生えているモウソウチクマダケについて考えてみます。

■モウソウチク

モウソウチクについては森林総合研究所が記録した明確なものがあります。

  1. 1912年に横浜でモウソウチクが開花した。
  2. そのときに得られた種を横浜・京都両地で植える。
  3. 67年後、1979年に横浜・京都両地で開花した。

という記録です。そのため、67年周期では、という説です。同じ体内時計を持っているとか、同じ遺伝子のため同時に開花したのでは、ということです。周期年数は別としても、横浜・京都の竹が同じ原因で咲いたことは確かなものと言えそうです。

■マダケ

マダケについて日本国内で大規模な開花の記録があるのはおおまかに、

  • 1840~46年にかけて
  • 1963~73年にかけて

の記録があります。この間が約120年。この時期に日本国外のマダケも開花した記録もあるそうです。このため、120年周期説が有力な説として唱えられています。しかし、例が少なすぎて参考にならないという説もあります。

咲いている竹林の群集の隣には全く花が咲いていない竹林がある、そんな状況も多く報告されています。そもそも、竹の開花は周期なのか?という話もあります。周期説のほかに、病気説、栄養説、地味不良説、生理障害説など…。ただ、一斉に開花するのは、クローン情報が同じということがあります。同じ遺伝子ということです。横浜と京都、違う場所での竹が同じ年に開花した例は、周期説がかなり有力だということのようです。

とどのつまり、めったに咲かないのですから事例も集められません。演繹で予測するしかないのかもしれません。

このように、結局謎を秘めているのが竹の花なのです。それがまたイイんですよね。(世の中にはわからないこともあっていい!)

個人的に全く話が飛ぶのですが、竹の花の一斉開花を考えたときに思い出すものがあって、手塚治虫の漫画『火の鳥』でロビタというロボットが登場するのをご存知でしょうか。簡単に言うと、ロビタは未来の世界で大量生産されたロボットの型のひとつだったわけですが、元を辿れば一人の人間から生まれたロボットで、最後には世界中の何万ものロビタが同時に自殺する、というストーリーです。そう考えると、人間も竹も元を辿れば…。話がどんどんズレそうなのですが、なんとなく思い出しまして。謎めいたのがいいのでしょうかね。

ロビタについて解説ページ。 - 「ロビタと有機体」

Amazon - 火の鳥 (1) (角川文庫) 

↓2009/08/09に追記。富士竹類植物園にて。

竹の開花があったので写真を撮りました。画像が重いかも知れませんが・・・。

↓ホウライチクの開花と見られる現象です。既に実になっちゃってるのかも。

Sany0028 Sany0029 Sany0030 Sany0034

↓ヤシャダケの開花。実になっているようです。

Sany0343 Sany0344   Sany0345

こうしてみると、開花して、枯れて、実になる。普通の植物と同じなんですが・・・。

さらに、こういう場所もありました。

St330424  St330429

開花情報は富士を待て!ということですね。 

 

 

 

 

     

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2008.05.10

無題

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クロチクの若い竹が黒くなる途中の写真でしょうか?

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2008.03.20

何か棲んでいそうな

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モウソウチクの節を見ていると、時折このような穴が開いていることがあります。なんの穴でしょうか。かぐや姫が出て行った穴かもしれません。彼女は案外小さいのです。

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2008.03.14

節からシャワーのように水を出す!?

噂としか言えませんが…

ネットサーフィンをしていたらこんなブログ記事が書かれているのを見つけました。http://www.kitashirakawa.jp/ikuko-diary/2007/09/post_77.html

以下抜粋

「竹と言えば、夏の夜に竹の節々からシャワーのように水分を放出することがあります。きっと吸い上げた樹液の量を調節しているのでしょう。竹やぶ全体の現象ですが、それは一瞬雨と間違えるくらいの水の音がして、これもとても神秘的な気分になります。」

-以上

ホントですか!?

ぜひ見てみたいです!これは!

こんな…想像するだけで神秘的ですねぇ~。他に目撃された方がいたらぜひ教えていただきたいです。やっぱり竹林につきっきりで過ごさないとなぁ。

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Photo by (c)Tomo.Yun )

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2008.03.12

若さの印

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パッとまぶしいばかりの白い粉を吹いているのは1~3年程度の若竹です。この粉はチロシンというアミノ酸の一種だそうです。タケノコを茹でたときの白い粉と同じ成分だそうです。おいしいんでしょうか?不明なのでこれを見て舐めたりはしないほうがいいかもしれないですね(笑)。今度僕が試してみて、ご報告します。

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2007.09.17

成分情報?

 なんともはや、久しぶりの更新になってしまいました。最近は竹マニアなんてとても言えない、無関係の生活を送ってしまっていました(笑)。夏はあっというまにすぎて、秋…のはずですが、今週、東京は猛暑日が復活するらしいです!?

 久しぶりにいろいろネット上をさまよっていたら、最近丸大鉄工さんの「パンダ」を使ったとのブログ記事がありました。

http://blogs.yahoo.co.jp/usa_san9/49909681.html

これは、竹をサイレージ状にする機械で日本ではここだけが製造しているんでしょうか、他では見たことはありません。この中に生竹微粉末パウダーの組成成分表が掲載されていました。

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2007.06.01

青竹が生まれてます。

Hi350177

今、日本各地で新しい竹の青い肌が次々と姿を現していることでしょう。僕の家の近くにも、モウソウチクの新竹の皮がはがれ落ち、青々と、また白っぽい粉をまとった若竹が見られるようになりました。パッと見た限りでは、「枯れてんじゃないの?」と思わせる姿です。葉が付いてなく、稈と枝だけの姿はまるで冬の広葉樹のようです。しかし、よく見てみると枝にも皮がついているんですね。そこから青い若葉が顔をのぞかせていました。これからワッサワッサと葉を茂らせて夏に向けて準備を整えるんでしょう。親竹は、落葉しますがその矢先から新葉を生やして、常に緑に保つんですよね。だから「竹の秋」は儚いのですね。

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2007.04.27

竹の葉

Hi350083_1  竹の葉は、1年ごとに落ち、生え変わります。筍に栄養をやってから葉を落とすようです。ちょうど今ぐらいの時期(4~5月)ぐらいですね。「竹の秋」と呼ばれる時期です。

 先日行った杉並のおじさんの話によると、竹の葉は腐葉土にならない(なりにくい?)んだそうです。広葉樹の落ち葉なら、ビニール袋に酵母と一緒に入れておけば発酵して腐葉土になるそうなんですが、竹の葉の場合はそう上手くはいかないんだそうですよ。落ちた葉を放っておけば、写真(京都:嵐山)のように白く幻想的な光景が広がるんですよね。

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