カテゴリー「竹の利用・竹製品」の49件の記事

2009.10.27

福島訪問 その2 美味一膳

福島訪問 その1に続き2日目のレポートです。竹林再生プロジェクトは伐採活動と並行して切った竹の利用に既に取り組んでいます。発足としては先月だったそうなのですが、代表の方中心にその前から動いていたそうです。

伺ったのは同じいわき市にある(株)夕月のかまぼこ直売店。切った竹を利用して、内装や庭をプロデュースされたという店舗です。(株)夕月は業界でもかなり有名な会社だそうで(すみません存じ上げませんでした)、見学できる工場の隣に、直売店「美味一膳」が併設されています。

↓夕月の直売店「美味一膳本舗」
Sany0229


施工された竹は「燻煙(くんえん)加工」というものが施されていて、軽く丈夫になるということです。僕が目を惹かれたのはその色合いです。すすけたようになった稈は、黒竹とも違う、深い色合いが出ていました。ちょっと前に流行ったブラキッシュカラーというやつでしょうか。磨くとまた違った風合いになるそうで、面白い素材だなと感じました。


↓施工例

Sany0219 Sany0220_2

Sany0226 Sany0235

Sany0239

Sany0232

庭から店内までたっぷりと施された燻煙竹。保冷ケースの周りに施されたものは目玉です。「美味一膳」の透かし文字が施されています。店長さんに話を伺うと「このケースは肌が鉄製で色は白やシルバーでしたが、竹を施すとイメージが変わりますよね」とのこと。シルバーや無機質な素材が現代では多くあります。雰囲気に合わない場合はその目隠しに困りますからね。美味一膳さんでは、庭から中まで燻煙の竹で統一感があった気がします。

その後、隣の工房見学へ。ちくわを実際に焼いているところをガラス越しに見ることができました。

↓まさに「竹輪」!
Sany0246 Sany0247


↓ご厚意でちくわを一本頂きました。ウニが練り込まれた一品です。うわ~ええ香りです。
Sany0248

焼きたてのちくわを頂くのは初めてですが、ちくわそのものですら意識して食べたのは久しぶり。スーパーで買った記憶ないもんなぁ。魚の味がしっかりして、ビールが飲みたくなりました~。近くの漁港、小名浜で取れた魚なんでしょうね。旨かったです。さらにそのとなりの店で食べたさぬきうどんも美味美味で、満腹になって帰りました。ごちそうさまでした。

美味一膳の方々、ご協力ありがとうございました。


美味一膳 - 製品直売店です。

株式会社 夕月(音声が出ます) - 魚肉ねり製品製造。


 
 
 
 
 
 
 


| | コメント (1)

2009.10.18

タケノコ 早出しで高値

「日本一早い」タケノコ出荷 JAさつま

って、まだ10月ですよあーた!タケノコって春の味覚ですよね。

鹿児島県からのニュースです。以下記事抜粋。

青果用モウソウ竹では日本一早く市場に出回る「超早掘りタケノコ」の出荷が15日、さつま町虎居のJAさつまで始まった。少雨の影響が懸念されたが、初日は生産者22人が昨年の3.5倍にあたる35.5キロを持ち込み、上々の出足となった。
 地下茎の成長期(7~9月)後半の少雨を受け、出荷を平年より10日ほど遅らせた。1本百数十グラムの大物も目立ったが、「総量への雨の影響は未知数」(JA担当者)という。
 薩摩川内市祁答院を含むJA管内は約300戸が生産する県内一の産地。祁答院町藺牟田の早崎忠さん(54)は先端を傷つけないよう慎重に掘り、「予想以上に大ぶりが多かった」と安心した様子。
 初物は東京市場へ出荷され、1キロ3000円程度の取引が見込まれる。年内物を超早掘り、3月までを早掘りと称し、同JAは「さつまたけのこ」と統一名をつけ、PRを本格化させる。

1キロ3000円とは結構いいお値段ですね。僕らが食べようとするといくらぐらいになるのでしょうか。まあ当然といえば当然、モウソウの筍は春がピークで、今だと無い状態でしょうからね。野菜だとハウス栽培がありますが、筍ももしやハウス??


最近、国産の筍がすごく売れているというニュースもあります。

水煮タケノコ注文殺到 缶詰工場を新築/姫路市の農事組合 - 日本農業新聞(JA兵庫西)


シイタケ生産額などが増加  林野庁が林産物動向まとめる - 農協新聞
タケノコは2009年は表年だったそうです。


所有者に代わりタケノコ生産 - 中国新聞
山口県周防大島町。今年の生産量は去年の倍で、来年はさらにその倍を目指すそうです。


これというのも、中国産のタケノコへの不信感からではないかという意見で皆さん一致しているようです。ぼかぁ中国産でもいいですけどね、安けりゃ。中国地方出身だし(←意味不明)。タケノコの水煮ですら、年に1回買えばいいほうです。筑前煮をした記憶があります。


Shiroko Takenoko


| | コメント (5)

2009.10.03

タケノコ栽培竹林

Sany0119


竹林、特にモウソウチク林でタケノコを採る方は多いと思いますが、こちらはしっかりと年数管理をしてタケノコ栽培をされている竹林です。先日岐阜にうかがったときに、近くに筍栽培をしている林があるということで案内いただきました。しっかりと間引かれており、俗に言う「傘をさして歩ける間隔」に間引かれています。時期的にタケノコは生えていませんでしたが、適度に間引かれて明るく日差しが入り、向こうが見通せる風景はなんとも気持ちいいものです。近くを散歩されている方もいました。


↓地面には竹の落ち葉がつもる
Sany0122

↓生えてきた年数が書かれている
Sany0140 Sany0125

↓道路沿いには電線もあり、短く切られている(ウラ止めされている)ものも
Sany0129 Sany0135


| | コメント (0)

2009.09.25

岐阜訪問 その3

岐阜訪問で他に見せていただいたのが、竹を使った工芸品です。工芸作家の小西一竹さんが創っている製品を見せていただきました。茶色い竹製品は専用の窯で燻蒸(くんじょう)加工したものということです。軽く丈夫になり虫が付かなくなります。

Sany0078


Sany0086


Sany0085


Sany0027


Sany0023


Sany0018

青竹製のぐい呑みや器も製作されているとのことです。随時、制作依頼も受け付けているそうです。
また小西さんは写真の腕前も一流。僕も見せていただきましたが、淡い日本的な色合いが絶妙な写真ばかり。若い人には出せない、年の功という印象を受けました。いつか機会があればこちらも紹介させていただきたいと思います。

 

小西一竹 作品集 - 他の作品画像あり。

岐阜訪問 その1
 
岐阜訪問 その2 
 
 
 


| | コメント (0)

2009.07.30

竹で流しそうめん

暑い日が続いています。東京は半月ほど前に梅雨明けしたということですが、その後も天気はグズグズとして、まだ梅雨明けしてないんじゃないか、と思ってしまうほどです。実際、九州から東海地方は梅雨明けてませんからね・・・。

さて、この季節になると、流しそうめんが人気です(西日本ではそうめん流しと呼ぶことが多いようです)。特に子供たちは夏休み。子ども会や地域のお祭りなどでイベントが開催されることも多いんじゃないでしょうか。色々な人の話を聞くと、そうめん流しになるとそうめんの減りが早いそうです(笑)。取ることに白熱して、食欲も刺激されるのでしょうか。僕も昔むかしにやった記憶がありますが、あれは実際の竹だったか・・・。そういえば一人暮らしをするようになってから素麺なんてめったに食べないなぁ。

「流しそうめん機」なんていう風情のかけらもない(失礼)道具とか、「ホームセンターなどで売っている雨どいで代用できる」なんていう意見(さらに雰囲気ない)もあるようですが、やはり竹に流せるものがいいと思いますよね。インターネットでも販売されています。何度かお付き合いのあるバンブージャパンさんも青竹を提供されています。ぜひお問い合わせいただければ、価格・本数・地域などを含めてご連絡いただけると思います。

たけ タケ タケ バンブー  - 流しそうめん用の青竹を販売中。 


以前、伐ってきた竹の節を取ったことがありますが、これは本当に難儀でした。本当に固いんですよ。薄い節とはいえ。あらかた節を抜くのは簡単ですが、流しそうめん用にきれいに節を取るのは大変なんです。
ぜひ子供たちと一緒に、また、いい大人も童心に返ってワイワイやってみてはいかがでしょうか。

食べるそうめんはやっぱり『揖保の糸』?

揖保の糸が兵庫県たつの市の名産ですが、実家が隣の岡山県だったからか、テレビCMで「そうめんはやっぱり 揖保の糸」というフレーズが頭に焼き付いています。

 
 
 
 
 
 

| | コメント (0)

2009.06.21

青竹の粉で生ゴミ消臭の効果 くうたくん

青竹の粉 生ごみ消臭 -asahi.com

青竹のパウダー生ごみ処理機に入れると発酵が促進される上、嫌なにおいも消えるという実演会のようすです。生ゴミ処理機を考案した環境省環境カウンセラーと、福岡市の竹材粉砕機メーカーも共同で行われたようです。市販の電器式の生ゴミ処理機より、酵素を活用したこの生ゴミ処理機「くうたくん」は安価で、当初はおがくずで発酵させていたそうですが、竹パウダーであれば殺菌・消臭力が優れているとのこと。また新しい使い道が見つかりました。
毎日かき混ぜれば2週間ほどで肥料になるということです。


生ゴミ処理機について全く知らなかったので少し調べてみると、大きく分けて2種類、バイオ式乾燥式があるそうです。バイオ式は微生物を活性化し肥料に、乾燥式は逆に微生物の活動を停止させる。バイオ式のようなものだけかと思ってました・・・。
購入にあたり助成金や補助金が出るケースもあるそうです。

↓くうたくん

↓ほかの処理機

 
 
 
 
 
 

| | コメント (0)

2009.06.12

尺八

Sany0085


以前福島に行ったときに、途中で立ち寄った物産センターのようなところで、尺八が郷土品として展示・販売されていました。試し吹きのものがあったので吹かせてもらいましたが、思ったとおり音が出ない!全部の穴をふさいだ音だけはかろうじて出るようになったのですが、やはり自然のものは思ったとおりにはいきませんね。価格は6万円~ぐらいでした。尺八は真竹(マダケ)でできていて、基本的に一尺八寸(約54センチ)の長さなのでそう呼ばれています。が、長さにもいろいろあって、長いものは70センチほどありました。穴の押さえ方もいかにも大変そうな押さえないといけない代物です。長いものはもちろん低い音が出ます。

個人的には、尺八に息を入れるときに空気がかすれるような音に味があるなぁと思います。音楽を何かやってみようかと思っていたところだし、尺八スクール行ってみようかな。


下の写真は、その物産センターで置いてあったものたちです。
Sany0089

Sany0081

Sany0083

| | コメント (0)

2009.05.14

NHK裏口で青竹発見

Mini_sany0199_4

先日自転車で都内をうろうろしていたら、渋谷にあるNHKの搬入口に竹があるのを発見し、パチリ。何かのセットで使うのでしょう。いったいどこから、ナンボで仕入れてきたのか、知る術なし・・・。

Mini_sany0198_6


 
 
 
 
 

| | コメント (0)

2009.04.30

竹の集成材、デザイン、21世紀を支える価値観は

【注目!】クラフトインダストリー 竹が主要材、多機能家具「ベンチチェスト」

愛知県にある住宅機器メーカーのクラフトインダストリーが、竹を使った家具を販売します。座る部分の下に収納があるベンチのようです。

竹の集成材は、丸竹のイメージは全く残っていないと個人的には思います。等間隔の節目があることで、どこか非自然的な印象も感じますし、木目にはない上品さもあるような気がします。デザインというのは「気がする」ことと使いやすいことが主な要素だと思うので、竹はそういう部分で新しい素材だと思っています。もちろん「和」好きな僕としては丸竹も好きなんですがね。あと、「硬い」です。一度ホームセンターでも触りましたが、竹は木に比べて硬いんですね。比重は、木材の中で一番高いと言われているナラは0.63、竹の比重は0.76ということ。

中国企業にOEM委託して生産とのことなので、製造は中国、竹も中国のものでしょう。やはり価格を抑えるにはお隣さんに流れていきますね。実際、日本で売られている竹フローリングはほとんど全てが中国製とのことです(竹会議より)。

しかし21世紀は精神の時代、価格だけで計れない尺度が出てくるのではという話も出てきているように感じます。欲しいものが無くなって、こだわりの逸品にお金をかける、そういう人も増えてくるのではないでしょうか。私自身、非正規社員(よく考えたらこの呼び方ひでぇな)で裕福ではありませんので、普段高いものにはほとんど目がいきませんが、かと言って欲しいものもそんなにないので、「こだわりの品」を買うのもいいのかなと思います。

話がどんどんずれますが、いつかの日経新聞の特集で、僕らの世代は「団塊ジュニアの次の世代で、実情を捉えにくい、地味な印象がある世代」なーんて書かれてました、そういえば(笑)。「現実主義者」だとか「草食系」だとか、とかく「昔の俺たちは…」というのが行間からにじみ出ているような記事がよく見られますが、これは世代じゃなくて時代の違いです!!と記事を書いているオジさんたちには言いたいですね。
 
結局竹からおおいにずれた記事でした。
  
 
 
 
 
 


| | コメント (0)

2009.04.16

竹酢液と花粉症

St330166


スギ花粉が終わるとヒノキ花粉です。花粉症持ちの人には敏感な話題でしょう。東京では、ちょうど今がヒノキ花粉のピークだそうです。マスクは必需品。かくいう私も、以前は全く症状は無かったのですが、3年前ぐらいから急に春先に鼻づまりがひどくなりました。一度アレルギー反応が出ると完治はできないという話。春は花開く季節。田舎にいたころには、そこらじゅう春の香りが充満していたものですが、花粉症になってからというもの、春はその点で憂鬱な季節になりました。匂いがなくなると人間の「気」みたいなものも鈍感になる気がします。脳のなかで、匂いを感じる場所と記憶する場所が近いという話もありますしね。

前置きが長くなりましたが、竹酢液(ちくさくえき・たけさくえき)が花粉症に効くのではという話を聞いて、竹マニアともあろうものがうかつだった、遅ればせながら試してみようということで買ってきました。買ったのは、以前も竹炭を買った白山竹炭専門店。東京都の文京区にあります。竹炭も上質なもののようでしたので、ぜひと思ってうかがいました。

写真のものは50mlで600円の竹酢液。透明度が高くタール分がほとんどない、蒸留精製されたものです。店員さんに聞くと、ティッシュに一噴きして鼻に当てるといい、とのことで帰ってすぐ試してみました。独特の匂いがあると言われてはいますが、私はそこまで気にならなかったです。直後は鼻どおりが良くなりました。薄めて鼻に直接噴き掛ける方法もあるとのことで、今後試してみるつもりです。店員さんがおっしゃるには、竹酢液は希釈する濃度が重要だそうで、それを間違わなければ効果はあるのでは、とのことです。薬事法の関係で「効果がある」とは宣伝できないんですが、民間療法では効果が上がっている例はあります。興味のある方はぜひお試しください。今後またレビューしていきます。


↓ちなみに、今回うかがった白山竹炭専門店ではインターネット販売もされています。

白山竹炭専門店
 
 
 
 
 
 
 

| | コメント (0)

より以前の記事一覧